■ドイツ×アルゼンチン
いきなり3分、左サイドからのシュバインシュタイガーの
FKにミュラーがヘッドですらしてドイツ先制!
21分、右サイドでボールを持ったテベスが一旦メッシに
預けてPA内に切り込み、メッシが鋭いスルーパス!
これがテベスに通りそうでしたが、GKがセーブしました。
23分、ミュラーからのセンターリングをクローゼがシュート
するも、クロスバーの上にふかしてしまいました。
30分、右からのメッシのFKもゴールはるか上。
32分、テベスからのボールを受けたディ・マリアがシュート
するも、ボールに勢いがなくGK難なくセーブ。
34分、オタメンディからのパスを切り返して打ったイグアイン
のシュートは力なくGKセーブ。
36分、メッシのFKが壁に当たり跳ね返る。それを拾った
アルゼンチン選手からのスルーパスをテベス→イグアイン
とつないでゴール!と思いきや、テベスもイグアインも
オフサイド。
43分、ラームのオーバーラップからのセンタリングを受けた
ラーム。シュートコースを作ろうと切り返しを入れるも、
シュートはDFに当たってCKに。
44分、シュバインシュタイガーのシュートはまたもやバー
の上。その直前にミュラーのチャージを受けたエインセが
ファールをとってもらえんかったことに怒り爆発しとりました。
アディショナル。センターでボールを持ったメッシが一瞬に
してコースを作ってシュート。クロスバーを越えていきました。
前半途中からポゼッションはアルゼンチンのほうが高く、
ドイツは奪ってのカウンターを狙っているという図式で時間が
進んでいます。
47分、ディ・マリアが思いきりのいいミドルシュート!ゴール
右上にそれていきました。
後半始まってからプレイが途中で切れることが増えてきました。
57分、左サイドのエジルから戻したボールをボアテングが鋭い
クロス!クローゼと交錯しかけながらもGKがナイスパンチング
で弾きました。
59分、左サイドのエジル→シュバインシュタイガー→右サイドを
オーバーラップしてきたフリーのラームにつながりましたが、
フィニッシュはなんとも中途半端なクロスかシュートか分からない
ものになりました。
両チーム足が止まってきたのか、スペースが目立つように
なってきました。
62分、センターからテベスがシュート!ワンバウンドをGKが
セーブ。
62分、メッシのドリブルからの左へのスルーパスを受けた
イグアインがシュート。これも威力がなくGKセーブ。
63分、メッシのシュートのこぼれ球があやうくイグアインに
つながるところを、ラームが足を出してCKに逃れました。
これはナイスカットです。
64分、ディ・マリアが右サイドからドリブルで仕掛け、カットイン
してシュート。これもGKセーブです。
68分、押されていたドイツが反撃。左サイドでクサビに
なったミュラーが潰されながらもポドルスキーにスルーパス。
抜け出したポドルスキーからのセンターリングを受けた
クローゼがねじ込んで2点目。今回のドイツは苦しみながらも
粘り強く勝ちをもぎ取る力にあふれています。
74分、左サイドで粘ったシュバインシュタイガーがドリブルで
するするとPA深くに切り込み、フリーで折り返し。倒れながらも
フリードリッヒが流し込んで3点目。こんな点差がつくことが
試合前に予想できたでしょうか。
80分、センターでボールを受けたクロスが勢いのあるミドル
を放つもGK正面。
86分、センターでパスを受けたメッシが左脚でシュートを
放つも、DFに触れたボールをGKがキャッチ。ここまで完全に
ゲームから消えていました。
89分、またもやエジルとポドルスキーが左サイドを崩して
センターリング。クローゼが落ち着いて決めて4点目。
クローゼはW杯通算14ゴール目で、あと1点でロナウドに
並ぶそうです。
アディショナルの最後にメッシがシュートを放ちますが、
これもGK正面。セーブと同時にホイッスルがなり終了。
なんと4点の大差をつけてドイツが勝利。アルゼンチンは
前半終盤~後半序盤の押し込んでいた時間帯に得点
できなかったのが敗因ではと思います。メッシはルーニー
と同じく無得点で大会を去ります。
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■パラグアイ×スペイン
0分、左サイドから切り込んだパラグアイ、フィニッシュは
サンターナでしたが、GK正面でした。
日本戦では左サイドから駒野に仕掛けていたバルデス
ですが、今回は右サイドでプレイしています。
10分、ピケのファールでもらったFKからモレルが直接狙う
も、ゴール上に大きく外れました。
20分、右サイドからのFKにパラグアイのアルカラスが
ヘッドで折り返そうとするも届かず。
28分、カプテビラからのパスをトラップで浮かせたシャビ
がボレー!クロスバー上に越えていきました。
知らぬ間にバルデスが左サイドメインでプレイするように
なり、セルヒオ・ラモスがマッチアップしています。
最近はプレイサイドを固定せず、縦横無尽に動き回る
攻撃を行うチームが多いですね。
34分、パラグアイのカウンターで左サイドからのクロスは
中央の攻撃陣よりも深く入り込んでしまいました。
40分、右サイドからのクロスをバルデスが決めるも、
残念ながらオフサイド。
アディショナル、カウンターからまたもやバルデス。
ランニングからフィニッシュまでいきましたが、ゴール右上
に外れました。
56分、左CKでの競り合いでピケがカルドーソを倒してPK。
なんとこれをカシージャスがガッチリとキャッチ!
そして今度はスペインのカウンター、ドリブルでPAに
切り込むビジャをアルカラスが倒してPK!
シャビ・アロンソが決めた!と思いきややり直し(^^;)。
2回目はなんとGKが止めました!
お互い貴重なチャンスをものにできませんでした。
69分、シャビ→左サイドのカプテビラ→センターの
イニエスタに戻してのシュートでしたが、ゴール上に
大きくふかしてしまいました。
71分、シャビのFKはゴール右上に外れていきました。
83分、シャビからのボールをイニエスタがドリブルで持ち
込み、絶妙のパスを受けた途中交代のヘドロがシュート!
惜しくもポストに弾かれたボールに詰めたビジャがまたもや
ポストに当てながらも押し込んでついにスペイン先制!
88分、バリオスの右からのミドルをカシージャスが弾き、
これにサンタクルスが詰めるも、またもカシージャスが
体を張ってセーブ。
89分、逆にスペインがとどめをさしにかかる攻撃。
左サイドでパスを受けたビジャがシュート!
しかしこれはGKがセーブ。
アディショナルは3分。ゴール前の混戦で顔を蹴られた
セルヒオ・ラモスの治療にほとんどの時間を使われて
しまったパラグアイがなすすべなく敗戦。スペインは
苦しみながらも準決勝進出です。
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準決勝進出チームが出そろいました。
ガーナもブラジルもゲーム運びでは圧倒的に勝って
いましたが、残念ながら試合には負けてしまいました。
欧州×南米対決は3×0で欧州の勝利でした。
主力選手が南米出身で構成されているから、欧州の
グラブチームが強いという想像をしていましたが、
今大会時点ですぐれていたのは個人ではなく、
欧州のシステム自体なのかもしれません。
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